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好きになる~そして好きになる~
- 逃げ出し -

私は沈んだ気持ちで学校に行った。
あやたちには
「大丈夫?いろいろあったよね」
って心配された。でも私は
「ううん。大丈夫。」
って無理矢理笑顔を作った。
花音李。ごめんなさい。
次の時間の用意をしているときになおが近寄ってきた
「いろいろあったようだけど大丈夫か?」
大丈夫。あんたバカなくせに心配するんだ。
「うん。」
と道具を出しながら言う。
「本当か?俺、おまえ強がりだからまた平気ぶってるだろ?」
さすが突っ込み天才。
「平気なの!」
私は大声を出していた。教室にいた全員が私となおに注目を集めた。
「おお。珍しい夫婦喧嘩か」
「え、ちがうよ。どーせ直樹がいったんっしょ」
「え・・・…」
という人たち。
「あ、ごめ・・・…」
なおはそう言ったけど
私は我慢できなくて教室を出て行った。
走ってトイレに駆け込む。
すると涙が出てきた。
自分が嫌い。
花音李のことを守れなかったことと心配してくれた実は優しいなお。
ごめんなさい。神様。どうか許してください。許してくれなければ殺してもいいですよ。
すると
「かーおーるー!かーおーる!」
あや達の呼ぶ声。探してくれてるんだ。
でもこんな涙目だし髪が乱れてるし顔出せない。
恥ずかしい。
私はそのまま通り過ぎるまで息を止めていた。去ったら空気を吸う。
私はトイレにいたら見つかると思ってあまり人が来ない裏庭に行った。
とても落ち着くことができた。

<2016/06/11 20:31 喜代歌>消しゴム
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