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好きになる~そして好きになる~
- 無邪気 -

「かーおーる!」
少ししたとき聞こえた。
聞き覚えのある声。
低くて無邪気な音。
それは――なお。
「かーおーる!」
私は恥ずかしくて顔が見せられないから隠れていた。
「いないのかーぁ!いるなら返事してくれー!」
私はもちろん返事しない。
恥ずかしいし…。
すると風が吹いた。
あ、スカート!
私は抑えていたら
ヘックシュン
くしゃみ。
すると
「あ、誰かいる。誰?」
とてもマヌケな声。
くすくす
「おい、何笑ってるんだ」
あはは。怒りそう
「いいじゃん」
と顔をあげた。
「あ。花音流」
あ。やばい。
「あ。」
顔が赤くなる。恥ずかしい。
逃げようとしたら二の腕を強く握られた。意外と、強く
「わかってる。顔、見られたくないんだろ?」
うん。私はうなずく
「大丈夫。気にしないし、俺は。」
はぁ?
ふくれていると
「お前強がりだから余計心配になるんだよなぁー」
私はだまっていた。そのほうがいいと思ったから
「花音李ちゃんのことはお気の毒だけど、花音流なら乗り越えられると思う。だって、」
だって?
「花音流だから」
ええええええ?
頭の中クエスチョンマーク。
「は?」
というと
「この話は終わり」
えー。
自分で切り出したくせに?
「もー」
と笑った。
「よかった。」
え?
「今日初めて笑ってくれた。」
無邪気に笑う。
ありがとう。
正直にうれしいけど
「もぉ」
と顔を赤くしただけ。
「お前さ、ほんっと女らしくねぇ」
はぁーーーー?!
私はもう耐えられない!
「もー私はおんなですぅー」
と追いかけた。
「わー鬼キタァー」
と追いかけた。
すると逃げ足が止まった
「あ。」
は?何よ。
「やばい」
「なんで?」
聞いてみた。いちお。
「授業」
あ、あああ!!!
「遅れたら怒られる!次は森本きょーしの理科じゃんー。」
あぁぁぁ。やばいかも。

<2016/06/11 22:15 喜代歌>消しゴム
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