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全部嫌いで全部好き


咲楽さんの両親は超天才。なんか日本で一番頭の良い学校を学年一位で卒業。そのご、日本で有

名な、高層ビルの社員になったお父さん。

母親の方は、なんかアイドルだったっけ?天然キャラで有名な…。その二人の血を受け継いでいるの

が、この北村咲楽さん。まあ、珠洲と同じ感じの人だ。容姿端麗。パーフェクトガール。

咲楽「ん?喧嘩?中学生で殴り合いか。危ない…。」

咲楽さんがそうつぶやくと、真寿はあわてた様子で言った。

真寿「す、すみません。ついカッとなって…。怪我はありませんか?」

真寿は女子に弱い…。弱すぎだろ…。

「僕からもすみません。女子を巻き込むつもりは全くなかったんですけど…。」

すると咲楽さんは、キョトンとした感じで言った。

咲楽「巻き込むつもりなかった?じゃあ、そこの女の子はどうなの?思いっきり巻き込まれてる感じが

する。ねえ?そう思わない?」

そういわれてハッとする間もなく、咲楽さんの後ろから、背の高い男性が出てきた。

秋吾「ああ。矛盾してるよ。少年君達」

間違いない。このお方こそ、あの北村秋吾さんだ。

秋吾さんは、ブラックのスーツをきちっと着こなしており、サラサラの前髪の間から、銀色で切れ長の

瞳が見えた。なんてきれいなんだ。かっこいい。ではなく綺麗。身のこなしもなんだか色っぽい。

すると後ろから、もう一人、咲楽さんと同じくらいの背の女性が出てきた。

花恋「秋くん!ちょっと怖すぎじゃない???びびっちゃってるよ?未来を担う若者たちが(笑)」

この人は多分、北村花恋さん。さすがアイドルだ。

清楚なワンピースをゆる~く着こなしており、フワッフワでわたあめみたいなナチュラルブラウンの

髪。目は丸っこいが、色は秋吾さんと同じ、銀色だ。そして声が甘い。とても甘い声だった。

秋吾「花恋。お前はちょっと黙っててくれ。」

花恋「私一応アイドルだよ?喋らなくてどうすんの(笑)」

そして咲楽さんをよく見てみると、やはり似ている。

クリームのセーターに、灰色のスキニ―パンツ。足が実に細い。セミロングの真黒な髪。じっと見てた

ら髪に吸い込まれそうだ。目は秋吾さんと同じ。切れ長の銀色。

すると珠洲が口を開いた。

珠洲「あの~?なんで北村様たちがここにいるんですか?」

珠洲の目は、今まで見たことがないくらい、キラキラ輝いていた。

秋吾「いや。様とかつけなくていいよ。秋吾、花恋、咲楽でいいよ。」

花恋「そうそう!ため口でもいいし!」

珠洲「は、はあ・・・」

珠洲は質問の答えがなくて困っているのか、二人の対応に困っているのか…。

それを察したように、咲楽さんが口を開いた。

咲楽「父さん、母さん。質問の答えになってない。ごめんねえっと、、、」

珠洲「はい!蒼井珠洲です!で、咲楽さんが盾になった人が蒼華三鈴。その隣…。えっと、咲楽さん

というか、三鈴にとびかかった人が真寿徒宇久です!」

珠洲がしゃべり終えると、咲楽さんは、笑っていった。

咲楽「そうかそうか。珠洲ちゃん、でいいかな?ごめんね珠洲ちゃん!私たちが来たのは、ここの学 

園祭に遊びに来たから。」

あ!そうだ。今日は学園祭だ!そう思ってると、低くてききごこちの良い声が飛んできた。

秋吾「で、喧嘩は平気なのか。徒宇久君と、三鈴…さんかな?」

あ・・・;。一応男子なんだけど…。まあ、よくあることだ。こんな顔だし名前だし泣

咲楽「馬鹿だなお父さん!三鈴君は男の子だよ?」

咲楽さんがそう言ってくれると、秋吾さんの顔が一気に赤くなっていった。

秋吾「そうか。すまなかった汗。で、だいじょうぶなのか。」

あ!そうだ喧嘩!!

「あの差真寿く…」

振り返ると真寿はいなかった。どこへ行ったんだろうときょろきょろしていると、花恋さんが言った。

花恋「じゃあ、徒宇久君探しながら一緒に回らない?」

珠洲「はい!!!もちろん!!」

咲楽「じゃあ行こうか…。」

さあ、真寿を探しに出発だ!この時僕は、完璧舞い上がっていた。

真寿はどこに????
<2017/01/09 10:46 A>消しゴム
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