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全部嫌いで全部好き
- 真寿徒宇久 -

目的地…。そこにやはり真寿がいた。女の子を連れていた。

え?僕たちが向かったのはどこだって?そう。真寿が珠洲に告白したあの渡り廊下!

なんか珠洲が回っているうちに見たとか…。(あんなに浮かれていたのに!!)

しかし、つい最近珠洲に振られたのに、違う女子連れているなんて…。

真寿「んだよ、蒼華!!!!なんか用かよ!」

真寿は僕に気づき、罵声を飛ばしてきた。

「だって君、ないてたじゃないか。心配でしょうがないよ…。」

すると真寿は、女子に「悪い、ちょっと言っててくれ。」と言い、人払いをした。

そして僕に向き合い、過去話をし始めた。

真寿「親父は誰にでも優しくて、すげえ面白かった。」

――――――
真寿目線

「わ―――!お父さん!こっちだよ~♪」

父「真寿は足が速いなあ!!」

そういって父はいつも、俺の頭を撫でてくれた。大きくて柔らかい父の手に、俺の頭はすっぽり埋まっ

てた。

父「そうだ徒宇久。お前来週誕生日だろう。何か好きなものを買ってやろうじゃないか。」

「なんでお父さんが上から目線なんだよ!」

父「買ってあげるんだから当たり前じゃない・・・ドゥワ!!」

父は、足元の草に足をからめ転んだ。面白くてふたりで大笑いした。

母「徒宇久、父さん!ピーチパイができたけど?」

母がそう言うと父は、俺より先に、

父「は~い!今すぐ行って食べま~す!」

と言い、母のもとへかけてくような人だった。

次は全部真寿会です!
<2017/01/11 14:24 A>消しゴム
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