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全部嫌いで全部好き
- 感動の再開? -

今日は徒宇久がうちに来る。お父様も喜んでくれるかな?

「あの、お父様。今日、お友達が来るんですが、家に入れてあげてもよろしいでしょうか?」

父「ああ、もちろんいいよ。ところで、その御友人に、私もあってみたいんだが…。」

まさかだった。お父様が僕の友人に会いたいなんて。普段僕のことなんて気にかけようとしないの

に…。

「ありがとうございます!!!」

僕は笑ってうなずいた。お父様も笑った。

父「やはりお前は笑った方がいいな!」

僕は恥ずかしくて、慌てて笑みを引っ込めた。

ポロロロロンポロロロロン

チャイムが鳴った。このチャイムにはまだ慣れない。玄関にと向かう。

徒宇久「よう!来たぜ!」

「こんにちは。待っていたよ。こっちだ。」

徒宇久「しかしでっけえなあ!」

無愛想な僕にも、徒宇久はどんどん話しかけてくる。

話している間に、お父様のいる庭に着いた。庭は100坪。僕は苦手だ。

「お父様、紹介します。真寿君です。」

そういうと、お父様はこちらを向き、「こんにちは」と言いかけて、笑みがひきつった。

徒宇久「父さん!覚えている?俺だよ!徒宇久だよ!あのときは本当にごめん。父さんの本当の気

持ちに気が付けなくて…。」

真寿は後半、沈んだ感じに話していた。

「お茶持ってきますね。」

僕はその場を後にした。

カチャカちゃとコップが音を立てていた。

「えっと、麦茶は…あった!」

2つ分持って、すぐに庭へと行った。

徒宇久とお父様は、黙っていた。

「お茶お持ちしました。」

徒宇久「おう!サンキューな!」

その様子を見て父は、汚らわしいものを見るような目で、徒宇久を見た。

父「哀れな息子、徒宇久よ。お前は変わってしまった。前は無邪気でよい子に育て上げたのに、どん

どん歪んでいった。」

お父様は大きくため息をついた。

僕はその眼を見て、恐怖ですくみ上がっていた。

徒宇久「父さんがいなくなってから、母さんがどれだけ苦労したかわかって言ってんのかそれ??」

父「華澄か。あいつも変わってしまっただろうに、、」

そう言ったお父様の目がわずかに潤むのを、僕は見逃さなかった。

次回も続きます!
<2017/01/21 10:36 A>消しゴム
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