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全部嫌いで全部好き


特に何の進歩もないまま珠洲が転校する前日になった。

お母さんはもう元気に仕事をしていた。しかし僕の心には、不安がつのるばかりだった。

「おはよう珠洲」

またいつものように珠洲と通学路を歩いていく。

珠洲「三鈴!おっは~!」

学校以外で見る珠洲は本当にかわいらしい。

「ねえ珠洲。僕のこと好き?」

ぽろっと出てしまった言葉に、珠洲も僕も赤面した。

珠洲「好きって友達的に?それなら大大大好きだよ!親友くらい好き!」

「し、、親友!?」

珠洲「あれ?駄目だった?もしかしたら親友になってると思い込んでたんだけど…勘違い恥~!」

そう言って珠洲は、先ほどよりも激しく赤面した。

「いやいや。嬉しいよ珠洲!!!ありがとう!」

珠洲「へへへ・・・」

転校前日で、僕らは親友になれた。

珠洲は僕を何回も強くしてくれた。

厳しいけど、絶対に暴力はふらないし、変な空気にも入ったりもしない。

一見冷たいけど優しくて面白くてかわいいし、本当にいい人だ。

でもやはり、遠くには行ってほしくない。それは誰だって一緒だろう。

学校に着くと、朝っぱらから事件が起きた。

珠洲「きゃ!?」

珠洲が突然悲鳴を上げた。小さい声だったので、僕以外気づかなかったが、確かに珠洲の声だ。

「んあ!?」

そこには一枚のカードがあった。

蒼華三鈴君

蒼井珠洲は預かった。このことは君以外は知らない。そして、じきに生徒はみな帰る。急に学校が早

帰りになったからだ。返してほしければ、君のみ学校に残り、下の場所に来い。

                  え↓き↓じゅ↓い↓

なお、このことを他の者に知らせたら、珠洲の命は保証しない。


                                                     S

大変なことになった。見るともう生徒は帰っている。まずは暗号の解読からだな。

暗号はみなさんもお考えください!!

2月4日しゅうせいしました 
<2017/02/01 18:01 A>消しゴム
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