真寿徒宇久が逃げた後、情けないことに僕はまだ、おなかを抱えてうずくまっていた。
蒼井珠洲「保健室にお連れします。歩けますか?」
「ああ。歩けるよ。蒼井珠洲さん。君は空手が得意なんだね。」
蒼井珠洲「叔母から習っていました。強くなるためには必要なことだと。」
強くなるには。かあ。僕はとても弱いや。かっこ悪いな。
「ん?叔母?親じゃないのかい?」
蒼井珠洲「はい。蒼華三鈴くん。3月12日にあった、殺人事件を覚えていますか?」
もちろん。忘れはしない。あんな悲惨な事件のことを。一昨年だったかな?
「覚えているよ。蒼井珠洲さん。でも何の関係が・・」
蒼井珠洲「はい。私の親は、その事件の被害者です。私はその時、包丁などのしまってある棚の中か
らそのようすを見ていました。そして犯人に見つかってしまいました。私は急いで逃げました。犯人は
追ってきませんでしたが、家に帰ると、両親が血まみれで倒れていました。泣きじゃくって警察に行き
ました。あのとき、まだ両親は生きていました。でも、警察は、私のことなど相手にしませんでした。
しかし、一人若い女性の警察官が、気にかけてくれました。なのでそのまま家まで導きました。
そこで待っていたのは、もう息をしていない両親でした。女性警官が、あわてて本部へ連絡して、犯人
はつかまりましたが、私は叔母のもとへ預けられました。叔母がかわいそうなわたしの願いを一つか
なえてくれるといってくれました。私の願いは一つしかありませんでした。それが・・・」
僕はその先を分かっていた。
「強くなりたい。だよね?」
蒼井珠洲は、驚いた表情でうなずいた。
話しているうちに保健室に着いた。保険医は、何ともないわ。家に帰りなさい。といった。
蒼井珠洲「家はどちらですか?」
「ああ。〇〇ちょう××区だよ。」
蒼井珠洲「蒼華三鈴君。私も同じ方角です。一緒に帰りましょう。」
「ああ。蒼井珠洲さん。一緒に帰ろう。」
すると、歩き出して直後、蒼井珠洲が驚く提案をしてきた。
蒼井珠洲「あの、よかったら、ため口と、あなたのことを三鈴とよんでもよろしいでしょうか?私のこと
も珠洲で結構ですので。」
僕は、まだ姉ちゃんのことも呼び捨てにできない。でも、この機会を逃してはならないと思ったんだ。
「もちろんだよ。珠洲。さあ、帰ろう。」
珠洲「うん。帰ろう三鈴。」
そう言って珠洲はにこっと微笑んだ。
蒼井珠洲「保健室にお連れします。歩けますか?」
「ああ。歩けるよ。蒼井珠洲さん。君は空手が得意なんだね。」
蒼井珠洲「叔母から習っていました。強くなるためには必要なことだと。」
強くなるには。かあ。僕はとても弱いや。かっこ悪いな。
「ん?叔母?親じゃないのかい?」
蒼井珠洲「はい。蒼華三鈴くん。3月12日にあった、殺人事件を覚えていますか?」
もちろん。忘れはしない。あんな悲惨な事件のことを。一昨年だったかな?
「覚えているよ。蒼井珠洲さん。でも何の関係が・・」
蒼井珠洲「はい。私の親は、その事件の被害者です。私はその時、包丁などのしまってある棚の中か
らそのようすを見ていました。そして犯人に見つかってしまいました。私は急いで逃げました。犯人は
追ってきませんでしたが、家に帰ると、両親が血まみれで倒れていました。泣きじゃくって警察に行き
ました。あのとき、まだ両親は生きていました。でも、警察は、私のことなど相手にしませんでした。
しかし、一人若い女性の警察官が、気にかけてくれました。なのでそのまま家まで導きました。
そこで待っていたのは、もう息をしていない両親でした。女性警官が、あわてて本部へ連絡して、犯人
はつかまりましたが、私は叔母のもとへ預けられました。叔母がかわいそうなわたしの願いを一つか
なえてくれるといってくれました。私の願いは一つしかありませんでした。それが・・・」
僕はその先を分かっていた。
「強くなりたい。だよね?」
蒼井珠洲は、驚いた表情でうなずいた。
話しているうちに保健室に着いた。保険医は、何ともないわ。家に帰りなさい。といった。
蒼井珠洲「家はどちらですか?」
「ああ。〇〇ちょう××区だよ。」
蒼井珠洲「蒼華三鈴君。私も同じ方角です。一緒に帰りましょう。」
「ああ。蒼井珠洲さん。一緒に帰ろう。」
すると、歩き出して直後、蒼井珠洲が驚く提案をしてきた。
蒼井珠洲「あの、よかったら、ため口と、あなたのことを三鈴とよんでもよろしいでしょうか?私のこと
も珠洲で結構ですので。」
僕は、まだ姉ちゃんのことも呼び捨てにできない。でも、この機会を逃してはならないと思ったんだ。
「もちろんだよ。珠洲。さあ、帰ろう。」
珠洲「うん。帰ろう三鈴。」
そう言って珠洲はにこっと微笑んだ。
