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私と君の不釣り合いな恋
- episode2 可愛いあの子(虹架side) -

ー4月○日
今日はクラス替えと始業式。
昨日まで春休みだったから約2週間ぶりの登校日。
やっぱり春だから、
ちらほら髪型とか変わってる子がいる。
イメチェン?だったっけ?
私はポニーテールが楽だから
小学生の時から変えてないけど。笑
私はバドミントン部に所属していて、
1、2年の頃は結構派手なグループにいた。
クラスで結構発言力があったと、自分でも思う。
だから正直、地味なグループや
地味な子とは関わりたくなかった。
だってイジメられるじゃん。
小学校の頃から友達関係とかには
あまり悩まなかった。
私の周りには常に人がいたから。
でも、イジメられてる子とか見ると
可哀想って思う。けど、
助けたいとは思わない。
自分を身代わりにしてまでイジメられたくない。

クラス発表の紙が配られてメンバーを確認。
え…待って、去年仲良かった子いないんだけど。
嘘でしょ?まあ、大丈夫か。
校内放送がかかって、
新しいクラスで並ぶ。そのとき、

ズタンッ!

え?なにか倒れた?人がコケてる…
大丈夫かな?一応聞いてみよ。
「あの、大丈夫?」
すると、コケた子はバッっと起き上がった。
顔怪我してないかな?
「あの…大丈夫?怪我してない?」
すると、女の子と目があった。
吸い込まれそうな真っ黒な瞳。
肩ぐらいの長さの髪で、前髪は少し長い。
一言で言うと普通に可愛い。
真っ白な肌で鼻が少し赤くなってる。
擦りむいたのかな?
文化系じゃないけど、大人しそうな感じ。
そう、私が関わりたくない部類。
けど、なにか違う。
この子とは仲良くなりたい、って思った。
すると、女の子は顔を真っ赤にして
「ご、ご、ご、ご、ごめんなさいっ!」
って言ってきた。
これが私と凪音の出会い。

「私、小森虹架。あなたは何組?」
「わ、私は…3年4組、で、す。」
「私もだよ!一緒に行こ!
名前なんて言うの?」
「佐藤…凪音です。」
「ってことは、(出席番号が)21番?」
「う…うん、」
「本当!?私、20番なの!よろしく!」
「よ、よろしく…」
凪音の第一印象は可愛くて静か。
私の嫌いなタイプだけど、
凪音は違う感じだった。

それから約1週間。
凪音と仲良くなって色々なことを話した。
兄弟がたくさんいること、
小学生の頃はピアノを習っていたこと、
私の弟は凪音の弟(塔夜)と同い年。
極度の人見知りと恥ずかしがりで
人と話すのがとても苦手なこと。
たくさん聞いてたくさん話した。
今までなら流行の話とか、
とりあえず話を合わさないと
嫌われるって思ってた。
けど、凪音と出会って全てが変わった。
素の自分を見せれる。
凪音と出会って変わったんだ。
凪音ありがとう。

凪音はすごい天然(?)なのかな?
それともおバカなのか分からないけど
どこか抜けているところがあるんだ。
運動もかなり出来るし、
勉強もかなり出来る。
でも、たまにそれを覆るほど抜けてる。
それが可愛いんだけどね。
私は凪音のこと
Likeで好きなつもりなんだけど、
もしかすると、Love寄りかもしれないね。
恋してるとかではないけど!!笑

この前の朝、凪音と話していたら
鈴木が話しかけてきた。
話しの内容を言わないで
「話がある。」って言っていたから
もしかして?って思った。
勘は良い方だから。
凪音はどうするのかな?
付き合うのかな?
鈴木はどうするのかな?
凪音は鈍いよ~。
まあ、両方頑張ってください。
私は凪音の味方なので。






可愛いあの子の味方です。



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