キーンコーンカーンコーン...
先生「はい。午前の授業はここまで。手を洗ってから昼食をとるように。では、日直」
日直「きりーつ、礼」
「「「ありがとうございましたー」」」
ガヤガヤ...
「ねえ、この雑誌見て~」
「わっ、超かわい~!」
「まって、こっちの記事やばい!」
「なあ、今日の帰りどこよる?」
「可愛い子誘おうぜ~」
「いいねー!」
まわりがザワザワするなか、己紀はうるさい教室にはいられず屋上に行ったのだった。
「そういえばこの席誰が座っていたっけ?」
「知らなーい」
「黒山とか、そんな名前の人じゃなかった?」
そんな会話を聞いていた男子グループは...
「黒山?そんなやつがいたのか・・・?」
「まだ、皆全員の顔と名前を憶えていないだけだろ。白銀はどー思う」
「んー?」
いきなり話をふられたアクトは、びっくりした気持ちをだすこともなく、笑顔で
「僕もよく知らないな・・・ま、とりあえずトイレかな」
と、立ちあがり行ってしまった。
「あいつってマイペースなのか?」
「さあ?」
だが、アクトが向かったのはトイレではなく己紀の行った屋上であった。
