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とある少女のお話


アクトはしばらくの間、少し熱がこもったような目で己紀を見ていた。

アクト「......」
己紀(こいつ、今、なんて...)

ブワッと急に強い風がふいた。

己紀「!!」
ずっと見つめられていた己紀は我に帰ったようにアクトを突き飛ばした。

アクト「おわっ」
己紀はかけだそうとしたが
アクト「待って!今日の放課後、またここにきて。」
己紀「くるわけ・・・。あ・・・!もってきた本が無い...」
アクト「うん。落ちてたから、拾っておいた。こんなことしたくないんだけどさ、どうしても話したいことがあるんだ。さっきみたいなことはしない。誓うよ。だから・・・」
己紀「・・・(こいつ、いきなり真面目になった?考えが分からないし、あの本は大切・・・。)

己紀は少し考えると、
己紀「わかった。じゃあ、もういくから...」
アクト「うん、ありがとう。」

スタスタ・・・

屋上に1人残ったアクトは、
アクト「やっぱり、あの時の顔は見間違いじゃなかった。・・・美しかった。今は目つきが悪くても、笑顔はあんなに綺麗だったんだ。僕が、守ってあげたいーーー...。」
といったことをブツブツと言っていたのだった。

授業がはじまるまでの間、己紀を初めて見た「あの日」のことを思いだしていた。
それは、今の一年が入学する少しだけ前の話。

それは、小さな動物たちとじゃれていた少女を見た少年の話。

アクト君にはなにがあったのでしょうか...!?
次回、その回想にはいります!
お楽しみに!
<2016/12/22 20:26 ソプラ>消しゴム
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