人の心はいつも真っ黒に染まっている。そんな人間の願いをかなえるなんてもう飽きてしまった。
「神様。お願いです…」
ほら。またお願いに来た。かなうわけないのにね。
「この体を、直してください。」
彼女が服の中から出したのは、傷ついた猫。へえ。いまどきこんな子いるんだ。
久しぶりに見た白い心を持った人間に、思わず手が動き、猫を直してしまった。
その後も、その少女はいいことばかりをしていた。私はもう、すっかり心を許していた。
しかし、ずっとついていくようになると、そこには真っ赤な部屋と真っ赤に染まったからす。いや。真っ
赤な地に真っ白のペンキを塗られていた。
「ここの神様は黒が嫌いなの。だから黒のお前は存在しちゃいけないの。」
私が間違っていたのかな。黒なんて、いいこともあったのに。あの時手を動かしたせいで。
もう、私この世界から消える。こんな私が、神で会っていいわけがない。
「神様。お願いです…」
ほら。またお願いに来た。かなうわけないのにね。
「この体を、直してください。」
彼女が服の中から出したのは、傷ついた猫。へえ。いまどきこんな子いるんだ。
久しぶりに見た白い心を持った人間に、思わず手が動き、猫を直してしまった。
その後も、その少女はいいことばかりをしていた。私はもう、すっかり心を許していた。
しかし、ずっとついていくようになると、そこには真っ赤な部屋と真っ赤に染まったからす。いや。真っ
赤な地に真っ白のペンキを塗られていた。
「ここの神様は黒が嫌いなの。だから黒のお前は存在しちゃいけないの。」
私が間違っていたのかな。黒なんて、いいこともあったのに。あの時手を動かしたせいで。
もう、私この世界から消える。こんな私が、神で会っていいわけがない。
