おためし小説投稿

登録一切不要で小説投稿!
文字サイズ変更 
- 愛 -

私の目の前は、今赤に染まっている。

表現じゃなくて、物理的に。ズバリ言うと「血」で。

確かチャイムが鳴って、開けたら刺されて…。電話しようとしてダイニングへ…。ってことは今私は、、

ダイニ、ングか…。

はぁはぁはあ・・・・呼吸がつらい。おなかが痛くてたまらない。痛いなんてもんじゃない。たぶん、口か

らも赤いものが出てることだろう。

私はいつも一人。こんな時助けてくれる親もいない。母と父は、きっと私が嫌いだ。

私を置いて、仕事仕事仕事。浮気は聞かないけど、家族の写真なんて、11年間の人生でいちまいも

ない。遊園地も映画も買い物も、行ったことがない。

行ったことない?ううん。親はいつも私を誘ってくれた。断って、冷たくしたのは私じゃない。そんな私

がこんな死に方して当然だわ。私には、助けてもらえる権利なんてないんだから…

苦しい。目をつぶろう。次見る景色はきっと、真っ赤な火の中だわ…。

「・・は!愛美派!」

目が覚めた。でも、景色は白い。天国と地獄の審判中かな?

あの時私は、ぎりぎりで電話のボタンを押した。誰かわかんないけど…。

父母「愛美派!よかった!もう大丈夫だからね。」

私は、愛されていなくなんかなかった。世界で一番、この二人から愛されていたんだ。

真っ赤な愛に、包まれていたんだ…。

赤すぎる愛に…。

父母「ずっと三人だよ…。」

分かりましたか?ちょっとわかりにくいっすね(笑)

まあ、単刀直入に言うと、父と母が愛美派を刺した犯人で、その後二人も自殺。ずっと三人、邪魔されることなく入れるね。という意味です。
<2017/03/31 11:40 A>消しゴム
Copyright(C) おためし小説投稿 Since2013 All Rights Reserved.