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「トンボの眼鏡ってね~赤いんだって~」

私の膝の上でキャッキャとはしゃぐ私の子供。

とても愛くるしい。

「お母さんはトンボとお揃いだねえ。」

そういって私の赤い眼鏡を指差す。

赤い眼鏡は夕日。

青い眼鏡は空。

とても素敵だと思う。

可愛い可愛い私の子。

「私は黒いな…。」

ポツンと寂しげな瞳をする。

今、日本では赤い眼鏡は生産されていない。

私のは、お母さんの。

深い赤が、すごく吸い込まれそうになる。

「お母さんと一緒がいい。」

この子がどんどん黒くなっていく。

駄目。お母さん、なんでもするから、黒くなんてなんないで。

いつまでも、純粋でいて。

お母さん、なんでもするから…。

そうだ。お母さんが、眼鏡になってあげよう。

そしたらもう、あなたの眼はいらないわね。

目を取っていて感じた。

いいな。こんなキラキラな目。

「うあああああ。痛い、、痛いよ。。。」

悶え苦しむ私の子供。

もう少し頑張って。

お母さんが、眼鏡になってあげるから。





更新遅れてすみません!!

今回は、ちょっととある童謡が入っています。
<2017/07/04 13:51 A>消しゴム
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