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- 寿爛~クリスマスプレゼント~ -

今日は12月25日。

私に好きな色なんてない。色なんていらない。

そもそも色ってなんなの?

私は毎日考えていた。色ってなんなんだろう。

街を彩るもの?

目がちかちかするじゃない。

物を見やすくするもの?

見やすくしてなんの得があるの?頑張って読めばいいじゃない。

みんなこの色素敵。とか、この色嫌い。とか言っている。色こそ、人間の欲望を丸出しにする醜いもの

じゃないの?

私は、そのまま、ガラスに思いっきりぶつかってしまった。痛い。

ある朝、目覚めると、目の前が真っ黒だった。黒は、まあ、色に入っているかわからないから好きだ


わ。目の前に手をかざしても見えなかった。ああ。そうか。神様が色をなくしてくれたんだ。

ついに私の大嫌いなものが見えなくなる。

でも変だわ。母上も父上もさっきから全く見当たらないの。。あなた知らない?

あ。声が聞こえた。もう意地悪だわ~。私とかくれんぼでもやっているつもりかしら…。

そのまま、導かれるままにどこかへ行った。きゃあ。肌に何か触った。ここはどこなの?

しばらくすると、何かひんやり冷たくなって、母上の泣く声が聞こえた。父上に何かあったのかしら?

私は今も何も見えない。声は聞こえるけどね。これは、神様からの特大のクリスマスプレゼントだった

んだわ。ありがとうございます。神様・・・・・。永遠に、感謝します…。

えっと、なんか意味が分かんないと怖くないので、分かった方が大半でしょうが解説入れときます。

えっと、寿爛(じゅらん)は「窓ガラスに思い切りぶつかった。」のところで失明しています。

で、本人はそれに気づかず、すごしている。肌に触れたなにかも、医者の手。ひんやりとした感覚は、

お母さんの涙でぬれた手。声だけ聞こえる理由もそれです。ただ、皮肉にも、それがクリスマスだった

ので、本人は、クリスマスプレゼントと勘違いしている。というお話です!!あれ?あんまり怖くないわ(笑)
<2016/12/19 17:39 A>消しゴム
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