おためし小説投稿

登録一切不要で小説投稿!
文字サイズ変更 
12.25。
- 12.16 -

12月16日、午後5時30分、月川病院。
白い粉は、今も大量の数が、流星の如く降り注いでいる。風もあってか、窓を叩くかのような勢いだ。


107号室では、とある女性と男性医師が話し合っていた。
女性は、今この室内のベットで眠っている少女の母親だろうか。顔立ちこそ老けているが、整っており、年齢の割りに若く見える。茶髪のショートヘアがそれを示しているのだろう。
一方医師の方は、髪は黒いアフロ、顔立ちは科学者らしいナイーブさがある。それに眼鏡もかけており、アフロとのギャップをいっそう大きくしている。
「家の娘は、どうしましたか!?容態は!?」
「落ち着いて聞いて下さい。あなたの娘は........」
暗そうに、しかし落ち着きがあった。
「肺癌と確認されました」
「嘘.....では........ないですよね...?....あの子、来週のクリスマスに誕生日を迎えるのに........」
「ええ、本当です。大変申し訳ございませんですが........」
「..................」ついに女性は、声も言葉も出なくなった。
だが。
「一つだけ、提案があります」
「な.....なんですか?」瞳に希望の色が塗られる。医者はそれに応えるかのように指を一本たてて、

「最後のクリスマスなんですから、一度退院させて、友達と遊ばせるのはどうでしょうか?きっと、喜びますよ」


構想する事一時間。死ぬかと思いました。
悲しめの作品になるかと思いますが、心も温まるクリスマスになることを御祈りしながら、執筆していきます。
<2016/12/18 13:08 T.T.>消しゴム
Copyright(C) おためし小説投稿 Since2013 All Rights Reserved.