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月影の恋は。
- 約束 -

チュンチュン、と小鳥の囀りが聴こえると、バッと直ぐに起き上がった。
辺りを見回すと、もう兄はいなかった。....下をうつむく。
前はこんなに寂しい気持ちにはならなかったのに、今となっては兄がいないと寂しい。

自分には暖かい毛布がかけられていた。きっと風邪引かないようにと、
兄がかけてくれたのだろう。家はシーン、としていた。普段は寂しい気持ちじゃないのに
なんで兄がこんなに恋しいのだろう。.....少し涙が出た。こんなに兄に会いたいと思う気持ちは
初めてだ。____






そして、我慢できなくなり、ボクは兄に電話をした。___
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~~

「リーダー。携帯が鳴っています」__と、兄のチームの一員。繋さんが言う。
すると兄は気づいたかのように携帯をとり、そして通話ボタンを押した。
『んー?...るり?どうかしたか?』携帯から、兄の声がする。ボクは勇気をだし聞いた
『...おにいちゃん。『きょう』、いつ『かえって』くるの...?』
と、少し寂しそうな声で尋ねた。兄は気まずそうに、答えた。
『んー、あー...今日。ちょっと遅くなりそうなんだ...ごめんな?』
申し訳なさそうに、兄は呟き言った。ボクは「そう....」というと黙りこんだ

すると一時すると、兄は元気付けるように優しい声で言った。
「なんなら、明日。休み取ってるからさ、...一緒に、久しぶりに出掛けるか?」
兄が口に出した声色は優しくて、寂しさが抜け落ちていった。
「.....うん。」頷き、元気を戻して、ボクは返事をした。...久しぶりの、お出かけ。
...すごく久しぶりだ。兄と出掛けるのは。_

「ん、約束な!!..明日のために、今日は早く寝てろよー!!」
そういうと、兄は「じゃ、切るな~。るり。」と、電話を切った。

ボクは自室へいって、ベットにボスっとダイブした。
明日、明日。兄と出掛ける。__どんな服装をしていけばいいんだろう...
「って...『なんで』そんなことかんがえて...『でーと』じゃないんだから...」
ブンブンと首を振っては、溜め息をつき。そしてベットに寝転がり
明日のことを楽しみにしてたうちに、ボクは眠りについていた

<2016/12/22 19:54 るか>消しゴム
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