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もう無理だよ。
- 最終回_~つながった気持ち~ -

そんな私たちの時間は、あまりにも早く終わってしまった。

壮秀が死んでしまった。塾の帰りに、殺されてしまった。早いよ。なんで?なんで?せっかく仲良くなっ

たのに…。初めて好きになれたのに。

犯人の顔を見た。私は絶句した。犯人は、神嵜紗兎だった。

笑っている紗兎の顔を見たら、怒りが込み上げてきた。

「なんで?なんで壮秀を殺したの?ねえ!!!答えてよ!!ねえ!!!」

私は、なきながら、紗兎に問いかけた。

そんな私を馬鹿にするように、紗兎は鼻で軽く笑った。

葬式には倫人も来ていた。もちろん泣いていた。

そして、私は、壮秀にあった。なんか未練があるらしく、成仏できないそうだ。

壮秀「そうだ。せっかくここに来たんだから、お前の願いも言えよ。かなてやる。何個でもいいぞ。」

願いは一つしか浮かばなかった。でも、それは壮秀にはかなえられない。もう無理だよ。こんなになっ

ちゃったら。私の願いは、壮秀と付き合うこと。遅いよ壮秀。遅すぎるよ…。

「私の願いなんて、壮秀にかなえられるはずがない!!!!」

私は、声を荒くして、壮秀を怒鳴りつけた。壮秀が、悲しそうな顔をしてるのが見えたが、振り切って

走って行った。

そして、教室に行くと、また変わらない生活。ううん。紗兎がいない。壮秀もいない。

倫人「紗萩。あんなことがあったんだ。無理するなよ。」

倫人が私を慰めてくれた。

「うん。ありがとう。でも今は大じょうぶ。」

あれ以来、壮秀は、私から離れない。未練はなんなのだろうか。紗兎に復讐か?壮秀ならやりかねな

いな。

華鈴は、私を見て、大きく顔をしかめてから、また、リア充することに入った。

わたしを哀れんでいるつもりかな。いらないんだけど。そんなの。

壮秀「なあなあ。倫人はどう?」

壮秀は、私としか話せない。しかも壮秀は、私以外の人は見えないらしい。

「うん。まあ、大じょうぶそう。」

壮秀「よかった。」

そして、壮秀の49日が迫ってきた。そろそろ壮秀ともお別れだ。

壮秀「なあ紗萩。」

「なに?」

壮秀「お前の願いを俺は未だかなえていない。早く言え。」

「そっちの方こそ。壮秀は、お願いしたいことないの?」

壮秀「そうだな…。一つだけある。」

「なあに?」

壮秀「まあ、未練の原因でもあるんだがな。」

何だろう。私は、早く知りたかった。

壮秀「お前と付き合いたい!!」

ああ。そうだったんだ。私と壮秀は、同じことを思ってたんだ。

「壮秀。もう遅いよ。私だって壮秀のことが好きだった。でも私たちは、もうお別れ。触れることもできな

い・・。」

そういうと、壮秀は首を振った。

壮秀「ううん。いいんだ。お前と気もちがつうじあっていたんなら。で?お前の願いはなんだ。」

ああ。もう一つ、願いが見つかった。壮秀の体は、もう透けかかっている。

「じゃあ・・・。」

壮秀「じゃあ?」

「最後に笑ってよ。」

私は、涙を流しながら言った。

「うん。」

壮秀も、涙をこらえて、あの笑顔を見せてくれた。そして壮秀は消えてしまった。

ありがとう。壮秀。絶対に忘れないよ。壮秀の分まで、頑張って生きていくからね!!

終わりです!!感想ありがとうございました!!
<2016/12/22 16:34 A>消しゴム
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