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殺意とキミと私の記憶
- 第2話「出会い」 -

エリーが入ったのは一軒の家。
エリー「ブレイドさんこの子の世話をしてくれませんか……?」
ブレイド「ああ。いいだろう。だがエリー、お前がかくまうべきじゃないのか?」
エリー「この子のためです。それに私、この子と出会ってしまったから……もう…消えないと……」
イーブル「どこへ行くんだい?」
エリー「分からない。だからお願いします…」
イーブル「まぁ……この子は大人を二人も殺ったんだ。たいしたもんだよ。」
エリー「キル君、キリをよろしくね。」
キル「うん。」
エリー「キリ…さよなら。」
 バタンッ。
謎の少女エリーは去っていった。
イーブル「キル、あんたはこの子と仲良くするんだよ。」
キル「うん。」
ブレイド「この子は殺し屋に向いてるかもしれない。」

この一家は代々受け継がれている殺し屋の血をひく一族の人間。
キルの母親のイーブルは情報の分析を得意とする頭脳派暗殺者。一方父親のブレイドはお屋敷などに潜入しターゲットを殺る戦闘派暗殺者。今はキルの教官をしている。  ───────。
キリ「う………」
 見覚えのある天井……どこだ…キリは必死に思い出そうとした。が、うろ覚えでよく覚えていない。
キリ「ここ………」

キル「…ん…お前起きんのおせえよ。」

キリ「だれ…?」

キル「オレはキル。キル・スプレンディッド」

キリ「キル……あたしはキリ……」

キル「ソリテュードだろ。そんなことも忘れたのか?」

キリ「ごめん…キリでいい……」

キル「ま、お前はこれからここで暮らすんだ。分かったな。」

キリ「えっ……そうなの……?」

キル「そうだ。早くなれろよな…」

イーブル「キル!またそうやってサボって!父さんにシバかれるよ!」

キル「げっ。キリッ!着替えてこいよ!」
 バタンッ!

キリ「あっ待って!キル……」
ゴソゴソ……

イーブル「早く行きな!キリ」

キリ「はい…!」
 バタン!

キル「おっせぇ………な」

ブレイド「何かあったのか?」

キリ「いえ…大丈夫。」

キリ「キ……キル……これ……似合うかな……」

キル「似合うんじゃねえの……\\\」

キリ「ありがと……」

キリは切ない笑みを浮かべた。

                     つづく

<2016/12/22 22:58 死神Sinigami>消しゴム
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