次の日。
ブレイド「出発するぞ。」
キリ「うん。」
キル「うぇーい」
ドン!
?「すみません………って……君は!」
サッ。キリはぶつかった人の口をふさいだ。
キリ「黙ってくれる。ここでバラしたりしたらただじゃおかないよ。」
?「キッ………リ………んんん!ん〜〜!ん!」
キル「ん?どうした?」
?「ぼく!僕だって!」
キリ「!?」
アイル「アイル!だよ!」
キリ「なんで……」
アイル「君は僕を救った事………知らないの!?」
キリ「は?」
アイル「やっぱり……君に、伝えないといけない事があるんだ。」
キリ「は……」
アイル「実は……ソリテュード一族の人間たちが、毎回頭痛、記憶障害になるのは………それのせいでもあるんだ…」
キリ「何……言って…」
アイルが指差したのはメリュジーヌからもらった、水晶玉のネックレスだった。
アイル「その水晶玉と、ソリテュード一族の人間の心が通った時、持ち主は獣化するんだ。僕はそれで、君の家族に2回も助けてもらったんだ。だからしっかりお礼しないと……」
キリ「…………」
アイル「どうしたの?というか君に記憶を渡さないと。」
すると、アイルの体が明るく、明るく光り始めた。
キリ「な……何を……」
アイル「うぅ……あぁ!」
ポゥ…
アイル「早く…これを………体に取り込んで………早く……」
キリ「………分かった……」
スゥ………キリは、アイルが持っている光った物を、体内に取り込んだ。その途端、水晶玉が青白く、光り始めた。キリは知った。
キリが生まれる前、メリュジーヌはアイルの家族を王家から守った事。エリーがアイルを重い病から救った事。そして、自分のするべき目的を。全てを。それからは速かった。
キリは、ブレイド達と未開拓地に入り、旧マフリナ村、大樹の森に行き、狩猟をしたりと、ごく普通の生活を取り戻していった。
