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誤解が解けたその先は、、
- 最悪な私 -

一条君とは良い関係を築けていたと思っていた。
同じクラスで席も隣。人と話すことが苦手私にいつも笑顔で優しく接してくれた。そんな彼に私が恋をするのにそう時間はかからなかった。彼は私のことどう思っているんだろう?最近はそんなことばかり考えていた。そんな頃
「音香、放課後教室で話がある」
えっ?まさか、告白?って!ないないないない!でも、だとしたら私と彼はおんなじ気持ちってことだよね?素直に嬉しいと思う。ちなみにそれから放課後までの記憶はぼーっとしていたためかほとんどない。
〜放課後〜
「お、おおお、ときょが好きなんだ」
…ん?お、おとこっ?いわゆるゲイとかホモってやつ?
だとしたら周りの目とかで彼は押しつぶされそうなのかもしれない。相談相手が欲しかったのかもしれない。ならば力になりたいと思う。となると…この恋心という気持ちは当然悟られてはいけない。顔に出しちゃだめ。
でも自分の連絡先を渡した時にはもう限界だった。もう泣きたい。これでも一応失恋しているのだ。このポーカーフェイスももう持たない。今日はバイトなどないのにうそをついてその場をあとにした。
彼はまだなにか話したそうだったのに、自分が辛いからというだけでその場を離れる自分は最悪だと思った。
最悪な自分とそんな自分を信じて話をしてくれた彼を考えると涙がでてくる。ひとしきり泣いたあとはこれからのことを考えた。私は自分の気持ちをこのまま隠して少しでも一条君の力になれるよう努力する。
これまで通り友達として。
私はまだ彼のことが好きだ。だから下心もある。でもそう決めた。
つくづく最悪な考えだと思う。だって騙してるも同然だから。
「一条君…」
私は彼の名前を意味もなく声に出してみた。

温かい目続行でおねがいします(。・ω・)ノ
<2016/12/29 03:07 白野 りあ>消しゴム
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