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誤解が解けたその先は、、
- 僕近藤。 -

僕は金髪モヒカンの近藤だ。本当はこんな髪型嫌だし、こんな色も嫌だ。目が悪いから目つきがすごく悪い。メガネほしいなぁ。
でもこれらを許してくれないのは父である。昔いじめられっ子だった父は息子は絶対にいじめられてほしくないという理由からバカにされない威圧的な格好を強制してくる。
そのおかげでいじめられはしないものの僕は友達がいない。まぁそれも慣れた。寂しくないといえばウソになるが今更友達が欲しいなんて思わない。僕に必要なのは花だけだ。
僕がいつものように花に水をあげていると、西城音香と一条透が話しかけてきた。
「近藤君お花好きなんだね」
「これ全部近藤が管理してるのか?すごいな!」
二人の言葉に僕は少しムカついた。どうせこんな僕が花の世話なんて似合わないと思ってるんだろ?
分かってる。そんなこと。でもここが僕の居場所なんだ。この居場所だけは壊さないでほしい。
僕だって…僕だって…
「好きでこんな格好してるんじゃないのに…」
思わず言葉に出てしまった。
「よく分かんねぇけど嫌なことはいや、とかそういうのはハッキリ言ったほうがいいと思うぜ」
久々のクラスメイトの言葉だったからだろうか。その一条透の言葉がなぜか心に残った。



「ただいまー」
家に帰ると父がいた。
「裕二、帰ったか。学校でいじめられたりしてないか?」
父はいつもそのことしか言わない。僕は学校で嫌なことがあったか、と聞かれるより楽しいことがなかったか?と聞いてくれたほうが嬉しいのに。
そう思っていると、ふと一条透の言葉がよぎった。
嫌なことはいや、そういうのはハッキリ言ったほうがいい。
「父さん、僕メガネが欲しい。あとこんな髪型嫌だ。」
「裕二、何を言っているんだ。ナメられたらそこでおしまいなんだぞ。この格好ノおかげで裕二は今平和な学校生活が送ているも同然なんだぞ」
まったく。狂った親だと思う。今のこんな格好は将来ずっと続けられるものでもないし、大学にいけなくなるかもしれないというハンデまである。
「僕はもう嫌なんだ。たしかに今の学校生活は平和かもしれない。でも僕は、、」
「友達が欲しい。」
あの二人に会って、久しぶりに一言とは言え言葉を交わして、、僕はやっぱり友達が欲しいと思ってしまった。
僕の言葉を分かってくれたのか、反論してくるかと思った父は
「勝手にしろ」
その一言でタバコを買いに行ってしまった。
言えた。僕にも。自分の気持ちを言葉に出来た。
嬉しかった。
明日はこの勇気をくれた一条透と西城音香にお礼を言ったあと言ってみようと思う。
「僕と友達になって下さい。」

今までとは違う高校生活になりそうで僕は入学式のようにわくわくとしてその夜は眠れなかった。

近藤くんのおまけですね。
近藤くんはどうやら裕二という名前だったらしいですね。びっくりー。
あと高校生ということもこの話で暴かれましたね。
ここまで読んでくれた方ありがとうございました!
初めてだったので、お見苦しい点しかなかったと思いますが、、笑笑
本当にありがとうございました!
<2016/12/29 06:37 白野 りあ>消しゴム
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