昨日、莉央に告白された。返事は出来ていないけど、彼女自身も分かっていると思う。俺は、女子テニス部キャプテンの河岸夏海先輩のことが好きだ。正直で、可愛くて、頭もいい。一年生の頃から、密かに想い続けてきた。寝る前なんて、もし付き合えたらとか、色々考えるのが癖だった。
でも、今は彼女を上手く思い出せない。あんなに鮮明にうつっていたはずの先輩が、ぼんやりとぼやけてしまっている。ただ、苦しい。その苦い気持ちだけが残っている。多分昨日より苦しみが増していると思う。でも、それだけじゃない。ぼんやりとした先輩の影で、何かがキラキラ光っているのだ。それが何なのか、思い出そうとすると、苦しくなる。大量の苦虫を噛み潰したような、そんな感じ。
考えていると、外から声が聞こえてきた。
「そうそう。昨日のテレビがね…。」
「えぇ!彩も好きなんだ。そのグループの曲、本当に素敵だよね。」
彩…彩ちゃんか?と、いうことは隣の声は莉央。いや、間違いない。長年聞き続けてきた声。その瞬間、全てがわかった。このキラキラ光っているのは、昨日の莉央。思い出そうとすると苦しいのは、彼女にどことなく惹かれている自分がいるから。
「な…つ……先輩ぃ…。」
苦し紛れに呟いた。
でも、今は彼女を上手く思い出せない。あんなに鮮明にうつっていたはずの先輩が、ぼんやりとぼやけてしまっている。ただ、苦しい。その苦い気持ちだけが残っている。多分昨日より苦しみが増していると思う。でも、それだけじゃない。ぼんやりとした先輩の影で、何かがキラキラ光っているのだ。それが何なのか、思い出そうとすると、苦しくなる。大量の苦虫を噛み潰したような、そんな感じ。
考えていると、外から声が聞こえてきた。
「そうそう。昨日のテレビがね…。」
「えぇ!彩も好きなんだ。そのグループの曲、本当に素敵だよね。」
彩…彩ちゃんか?と、いうことは隣の声は莉央。いや、間違いない。長年聞き続けてきた声。その瞬間、全てがわかった。このキラキラ光っているのは、昨日の莉央。思い出そうとすると苦しいのは、彼女にどことなく惹かれている自分がいるから。
「な…つ……先輩ぃ…。」
苦し紛れに呟いた。
