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互いの銃が撃ち抜いたは互いのココロ[暗殺教室]
- 恋色キャンバス -

嫉妬
それは薄汚い感情だと思う。でも、今自分はその感情を抱いている。こんな感情必要ないのに、あいつに持ったって何も変わらないのに。どうしてこんな感情を抱いてしまったんだろう。こんな感情持つことなんてないはずなのに。俺は
渚君に嫉妬していた。
どうしてあの時、真っ先に渚君に助けを求めた。気付いてしまった感情は心を深く抉る。あと少ししたら会えるじゃないか。渚君は会えないけど俺は会えるじゃないか。
俺は渚君に勝ってるじゃないか。

人のココロに渦巻くドス黒い感情。それを人は何と呼ぶのでしょうか。それを人はどう見つめるのでしょうか。それと向き合うことはできるのでしょうか。
人は、一歩近づくのでしょうか。一歩遠ざかるのでしょうか。それとも、半歩だけ近づくのでしょうか。

予定よりも早く着いた。俺はこの時間が好きだった。沈む太陽で辺りが真っ赤に染まるこの時間が。
そういえば、前原は両思いだ。一欠片の勇気が出れば付き合える。千葉と速水は・・・多分両思いだろう。独特の距離感だが。杉野と神崎さんは、微妙だな。
俺の恋は永遠に叶うことは無いのだろう。彼女は自分にはないものを持つ彼が好きなのだから。
口から何か紅いものが零れ落ちる。
「血か?」
近づいて見てみる。
真っ赤な真っ赤な花だった。


キャンバスに真紅が散る。青と黄色、その上に散る赤。黄色に向かい垂れる赤は何を意味している?
その上から静かに黒をかけた。
叶うことはないんだよ。その感情故にね。
そう、言いたくて黒を重ねる。

いかがでしたでしょうか?ご閲覧ありがとうございます!
<2017/01/31 19:01 ユリカ>消しゴム
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