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恋愛短編集
- 後輩×先輩 -

「渚(なぎさ)せんぱーい!」

うわっ、また来やがった

「渚また来てるわよ、後輩くん」
友だちの美羽(みわ)に呼ばれ、仕方なくいつものようにそいつのもとに出ていく

「渚先輩!お昼一緒に食べましょうよ」
「あぁ、もうわかったから。駆流(かける)、あんた休み時間の度に私の教室来るのやめろ」

だってぇ…
そんな子犬みたいな顔でこっち見つめても意味無いよ



中庭に着いて駆流にお弁当を渡す

「今は作ってるからいいけど、私が卒業したらどうすんの」
「じゃあ、卒業してからも作ってくださいよー」

卵焼きを頬張りながら私を見つめる駆流に1発叩きを入れてから立ち上がる

「自分で出来ないなら彼女でも作って用意してもらえ」

「先輩、どこ行くんですか」
痛ー、と頭を掻きながら聞いてきた

「教室にお弁当置いて来たから」
「ええー、一緒食べたかったのにー」

はいはい、と流して教室に戻る
「あんた、今日は部活来なさいよ」












「ひどいなー、せんぱいは…」


<2016/12/31 20:52 mokao>消しゴム
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