私の
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今日は12月。そして最後の日だ。
でも、きっと今日も明日も同じ日を繰り返すので、そこまで年が明けることは私の中では重要ではない。
夜はとても静かだ。いや、静かだけじゃ物足りない程に。言葉がない。
今日はどんな星が見えるのかな。繋げたら面白いね。不思議なことに、動物みたいな形をするものもある。
お外はこんな遊び方絶対しないね。私の遊びなんだから。そういえば、お昼ってどんな遊びをしてたっけ?
私ってそこまで遊ばないし。あ、昼はね?夜はしばしばするのよ?
「うーん・・・。きっと、その場所に居れば、わかるよね」
私は、さっきから座っていた太い枝から体を離し、空を飛んだ。
私の遊び場って何処だった?
わからない。忘れてしまったのか?そんなことはない。私の友達と遊んだ記憶は・・・
私の友達は誰なの?
何もかも、記憶が古くなっている。私は長くそれとも誰かが私の記憶を奪ったか。
「・・・なんてね。」
そんなことを考えていると、なんだか笑えてきてしまう。
だが、記憶とは対照的に何故か体はある方向へ向かう。いわゆる「本能」?いや、「習慣」ってやつかな。怖いね。
体が向かう先は霧の湖だった。あぁ、そんな記憶もあったような・・・
そして、私は湖の上に浮かんだ。私は一通り周りを見回してから目を閉じた。
「なんだか思い出せそう・・・。」
今日は冷える。そのせいか、私の中にある何かが見えた。かすかな水色に、氷・・・どんどん見えてくる。
そしてピンときた。そうだ、チルノだ。何で忘れてたんだろう。あんなに仲良しで遊んでいた、彼女を。
そして、もう一人浮かんできた。緑と青が瞬く。・・・大妖精だ。おとなしそうで、実は悪戯好きな大妖精。
「私ったらわすれんぼだなぁ。」
目を見開く。閉じてて暗闇になったせいか、周りが明るい。
また、不思議なことを見つけた。二人を思い出すとどう遊んでいたか鮮明に思い出せる。
あ、彼処の大きい木はだるまさんが転んだをやってたっけ・・・。あ、湖で釣りとかしてたっけ。釣竿無いから素手かもね。
私のいろんなことが蘇ってきた。なんだかぽかぽかする。
それと同時にツンと刺激が脳に走った。
「ッ・・・!?」
痛い。けど直ぐに治った。何だったのかと思っていたその時、
私の全てが蘇った。
そうだ、チルノと大妖精はもう居ないんだった・・・。
幻想郷は人口が激減した。その理由は、私が食べてしまったからだった。あの時、私の封印が切れそうになり思考能力やお腹や精神も衰弱していた。その為自我を無くして多くの人たちが犠牲となった。巫女が急いで札を作ったから私はなんとか自我を取り戻したが、その時私は酷い悲しみに包まれた。
そこから長い年月が経った。
私の匂い、私の声、私の足音。そして孤独。
それが私を満たしていった。そのせいで忘れてたんだろう。嗚呼、何て静かなんだろうか・・・。
「笑えてきちゃうな。過去に何か言ってやりたい気分だよ。」
目が温かい。そして、頬にわずかな水の雫が垂れたような気がした。私の涙が、目の中に溜まった涙が空気に触れている。
「眠いな。年でも明けたのかな。」
明日も明後日も私は孤独で埋められる。そう考えたら頭を使う必要が無くなるので、楽になってくる。
取り敢えず何もないし寝ることにした。お休みなさい、と心で言っておいた。
孤独じゃない私の未来にさよならを。
でも、きっと今日も明日も同じ日を繰り返すので、そこまで年が明けることは私の中では重要ではない。
夜はとても静かだ。いや、静かだけじゃ物足りない程に。言葉がない。
今日はどんな星が見えるのかな。繋げたら面白いね。不思議なことに、動物みたいな形をするものもある。
お外はこんな遊び方絶対しないね。私の遊びなんだから。そういえば、お昼ってどんな遊びをしてたっけ?
私ってそこまで遊ばないし。あ、昼はね?夜はしばしばするのよ?
「うーん・・・。きっと、その場所に居れば、わかるよね」
私は、さっきから座っていた太い枝から体を離し、空を飛んだ。
私の遊び場って何処だった?
わからない。忘れてしまったのか?そんなことはない。私の友達と遊んだ記憶は・・・
私の友達は誰なの?
何もかも、記憶が古くなっている。私は長くそれとも誰かが私の記憶を奪ったか。
「・・・なんてね。」
そんなことを考えていると、なんだか笑えてきてしまう。
だが、記憶とは対照的に何故か体はある方向へ向かう。いわゆる「本能」?いや、「習慣」ってやつかな。怖いね。
体が向かう先は霧の湖だった。あぁ、そんな記憶もあったような・・・
そして、私は湖の上に浮かんだ。私は一通り周りを見回してから目を閉じた。
「なんだか思い出せそう・・・。」
今日は冷える。そのせいか、私の中にある何かが見えた。かすかな水色に、氷・・・どんどん見えてくる。
そしてピンときた。そうだ、チルノだ。何で忘れてたんだろう。あんなに仲良しで遊んでいた、彼女を。
そして、もう一人浮かんできた。緑と青が瞬く。・・・大妖精だ。おとなしそうで、実は悪戯好きな大妖精。
「私ったらわすれんぼだなぁ。」
目を見開く。閉じてて暗闇になったせいか、周りが明るい。
また、不思議なことを見つけた。二人を思い出すとどう遊んでいたか鮮明に思い出せる。
あ、彼処の大きい木はだるまさんが転んだをやってたっけ・・・。あ、湖で釣りとかしてたっけ。釣竿無いから素手かもね。
私のいろんなことが蘇ってきた。なんだかぽかぽかする。
それと同時にツンと刺激が脳に走った。
「ッ・・・!?」
痛い。けど直ぐに治った。何だったのかと思っていたその時、
私の全てが蘇った。
そうだ、チルノと大妖精はもう居ないんだった・・・。
幻想郷は人口が激減した。その理由は、私が食べてしまったからだった。あの時、私の封印が切れそうになり思考能力やお腹や精神も衰弱していた。その為自我を無くして多くの人たちが犠牲となった。巫女が急いで札を作ったから私はなんとか自我を取り戻したが、その時私は酷い悲しみに包まれた。
そこから長い年月が経った。
私の匂い、私の声、私の足音。そして孤独。
それが私を満たしていった。そのせいで忘れてたんだろう。嗚呼、何て静かなんだろうか・・・。
「笑えてきちゃうな。過去に何か言ってやりたい気分だよ。」
目が温かい。そして、頬にわずかな水の雫が垂れたような気がした。私の涙が、目の中に溜まった涙が空気に触れている。
「眠いな。年でも明けたのかな。」
明日も明後日も私は孤独で埋められる。そう考えたら頭を使う必要が無くなるので、楽になってくる。
取り敢えず何もないし寝ることにした。お休みなさい、と心で言っておいた。
孤独じゃない私の未来にさよならを。
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