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しずくの涙
- 事件簿1 黒い絆編 -

豊田麻央 ーとよだまおー


「いったい誰なの⁉︎」
いつもと同じ朝。学校の校門の前で、数人の女子がなにやらモメていた。
「白状しなさいよ!誰なの⁉︎」
大声をあげて怒っている、一人の少女。腕にギプスをはめて、頬にもガーゼを当てている。
「私を、階段から突き落としたのは!!」
周りの女子たちがざわめく。
「あなたでしょう?」
「ち、違います!私、麻央さんにそんなことしてません!」
ギプスをはめていないほうの手で同じクラスの速水菜々子(ハヤミナナコ)を指差す麻央。
「じゃああなたね⁉︎」
「違う!麗美はそんなことしてないもん!」
真嶋麗美(マシマレミ)ももちろん否定する。
今、ここ、青柳高校ではある事件が起きている。
2年の豊田麻央が、何者かによって階段から突き落とされて、大怪我をしたのだ。
だが、犯人は見つからず。麻央は自らの手で犯人を見つけ出そうとしているのだ。
「じゃあ・・・」
麻央が次の女子に指を向けたとき・・・
「やめなさい。」
1人の少女が麻央の手を止めた。
「手当たり次第に人を疑うのはよくないわ。」
肩下まである茶色い髪が揺れた。
ヘッドホンを耳につけて麻央を睨むのは、同じく2年の竹山静空(タケヤマシズク)だった。
「な、何⁉︎」
麻央は黙る。
「落ち着きなさい。あなたを突き落とした人がこの中にいるなんて限らないじゃないの。」
静空は冷静に言う。
静空は、警視庁捜査一課の竹山班のリーダー、竹山巧(タケヤマタクミ)の娘。
探偵を個人的にやっている、頭の切れた高校二年生。
数々の事件解決に役立っている。
そんな静空の、事件解決までのストーリーが、今始まる。


久しぶりの推理モノです!
恋愛話が大好きな私なので、少し恋愛も混じっていると思ってくださいw
<2016/06/12 16:41 ayaka>消しゴム
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