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線香花火
- 初恋の味 -

「智弥・・くん?」
後ろにいたのは智弥くんだった。
「たまに、来たくなるんだ。屋上に。空眺めたりしたくて・・」
私はプッと吹き出してしまった。
「・・ふふっ智弥くんて、意外とロマンチスト?」
「何笑ってんだよー」
智弥くんもそう言って笑っていた。
「・・なんか久しぶり・・」
「だな。」
会話がもどかしい。

私と智弥くんは、小学校、中学校が同じで、今年同じ高校に入学した。
家が近くでたまに一緒に帰ったりもした。
グループ絡みで遊んだりもした。
今はこんな関係になっちゃったけど、昔は仲が良かったんだ・・・
「彩葉さん・・元気?」
「・・・・」
私は聞いてはいけないことを聞いてしまったみたいで慌てた。
彩葉さんというのは、私たちの1つ上の、中学時代の先輩。陸上部のエースだった。
「・・元気だよ。彩葉も帆香に会いたがってる。」
智弥くんは嬉しそうに笑った。
そんな智弥くんを見て、私は少し悲しくなった。
胸が、ズキンて、痛んだ。
なんだか、モヤモヤして・・・
智弥くんが彩葉さんの話をしているのが嫌だと思ってしまった。
彩葉さんは、私たちの先輩で、智弥くんの彼女でもあるから・・・・・

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<2016/06/13 19:06 ayaka>消しゴム
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