【智弥version】
『ねえ、智弥。智弥はずっと、あたしのそばにいてくれる?』
お気に入りの水色のワンピースに身を包み、カールされたポニーテールがゆれる。
『うん。』
『ねぇ智弥。』
彩葉はゆっくりと前へ歩く。
『あたしね、夢があるの。おっきな夢が。』
『うん・・・』
『あたしね、女優になりたいの。自分の声と、感情で、人に何かを伝える仕事がしたい。』
『・・・彩葉ならなれるよ。女優にでも、なんでも。』
すると彩葉は振り返ってにっこり笑った。
『ふふっ。智弥ならそう言ってくれると思った。』
彩葉は鼻歌を歌いながら歩き出す。
『・・智弥。あたしの夢が叶うまで、そばにいてね。』
『夢が叶ってもそばにいるよ』
彩葉は優しく微笑んだ。
彩葉は同じ陸上部の一個上の先輩。
指導してもらう内に仲良くなり、いつの間にか恋をした。俺から告白したんだ。
彩葉には夢がある。女優という夢が。
今だって彩葉は芸能学校に進学し、2年生で勉強している。遠い学校で、めったに会うことはできない。遠距離恋愛のようなものだが、毎日連絡を取り合っていた。
今だって、彩葉が好きで・・・・
『智弥くんっ!』
彩葉が好きなはずなのに・・・・
あの、帆香の声が俺の頭を巡って・・・・
離れなくて・・・・
『ねえ、智弥。智弥はずっと、あたしのそばにいてくれる?』
お気に入りの水色のワンピースに身を包み、カールされたポニーテールがゆれる。
『うん。』
『ねぇ智弥。』
彩葉はゆっくりと前へ歩く。
『あたしね、夢があるの。おっきな夢が。』
『うん・・・』
『あたしね、女優になりたいの。自分の声と、感情で、人に何かを伝える仕事がしたい。』
『・・・彩葉ならなれるよ。女優にでも、なんでも。』
すると彩葉は振り返ってにっこり笑った。
『ふふっ。智弥ならそう言ってくれると思った。』
彩葉は鼻歌を歌いながら歩き出す。
『・・智弥。あたしの夢が叶うまで、そばにいてね。』
『夢が叶ってもそばにいるよ』
彩葉は優しく微笑んだ。
彩葉は同じ陸上部の一個上の先輩。
指導してもらう内に仲良くなり、いつの間にか恋をした。俺から告白したんだ。
彩葉には夢がある。女優という夢が。
今だって彩葉は芸能学校に進学し、2年生で勉強している。遠い学校で、めったに会うことはできない。遠距離恋愛のようなものだが、毎日連絡を取り合っていた。
今だって、彩葉が好きで・・・・
『智弥くんっ!』
彩葉が好きなはずなのに・・・・
あの、帆香の声が俺の頭を巡って・・・・
離れなくて・・・・
