「澪
先帰るよ」
夜、残業を早く終えた藍は
まだ残業に追われてる私の肩を叩く。
「うん、お疲れ」
私は頷く。
「お疲れ
残業ガンバ!」
と藍は手を振って、オフィスから出ていった。
「さて、仕上げ仕上げ!」
私はカタカタと入力キーを打った。
「ふう、終わった・・・
帰ろ帰ろっと・・・」
私は、席を立つと
フラッ
と足がふらついて
「あっ・・・」
気がついたら床に転んでしまった。
さっきから離れない頭痛がその時から酷くなり、呼吸が荒くなっていく。
「やば・・・」
私は1人右手で痛む頭を抑えて
つぶやく。
(どうしよう・・・藍
帰っちゃったかな?・・・
まあ、このくらい平気だよね)
私はフラフラする中、立ち上がり
オフィスからカバンを持って
出ていった。
エレベーターで下の階に降りようとするが、残念ながらエレベーターは今工事中であり、非常階段で下の階に下りるハメになってしまった。
(最悪だ・・・)
私は非常階段を降りながらため息を吐く。
すると、階段を踏み外したのか
体制が崩れてしまう。
「やばっ!」
私はなんとか手すりに
捕まろうとするが掴めず
階段から落ちそうになった時、
がっ!
「あっ」
誰かに体を支えられて
私は振り向いた。
若い男がいた。
前髪が長くフサフサの髪で二十歳ぐらいの背の高い青年だった。
まっすぐこちらに目を見る彼に
一瞬目を奪われそうになった。
「大丈夫?・・・ですか?」
「あっ・・・大丈夫です
あ・・・ありがとうございます・・・」
なんか挨拶がぎこちない。
「そう・・・良かったです・・・」
青年はつぶやくと微笑む。
しばらく黙って一緒に会社から外に出ると
「あの、なんでここに?」
私は彼に問いただす。
彼は一瞬黙り込むが
「僕は・・・ここの会社員です
今年から入った新人で
残業が今終わったところで」
「そう・・・もう慣れた?」
「はい、最近は仕事仲間とは
色々慣れてきました」
「良かった
これからも頑張ってね
あっ・・・私
そろそろ帰んなきゃ・・・
さっきはありがとうございました!」
私はぺこりと頭を下げ
お礼をすると、走って帰った。
でも、さっきから妙に
懐かしい感じがした。
先帰るよ」
夜、残業を早く終えた藍は
まだ残業に追われてる私の肩を叩く。
「うん、お疲れ」
私は頷く。
「お疲れ
残業ガンバ!」
と藍は手を振って、オフィスから出ていった。
「さて、仕上げ仕上げ!」
私はカタカタと入力キーを打った。
「ふう、終わった・・・
帰ろ帰ろっと・・・」
私は、席を立つと
フラッ
と足がふらついて
「あっ・・・」
気がついたら床に転んでしまった。
さっきから離れない頭痛がその時から酷くなり、呼吸が荒くなっていく。
「やば・・・」
私は1人右手で痛む頭を抑えて
つぶやく。
(どうしよう・・・藍
帰っちゃったかな?・・・
まあ、このくらい平気だよね)
私はフラフラする中、立ち上がり
オフィスからカバンを持って
出ていった。
エレベーターで下の階に降りようとするが、残念ながらエレベーターは今工事中であり、非常階段で下の階に下りるハメになってしまった。
(最悪だ・・・)
私は非常階段を降りながらため息を吐く。
すると、階段を踏み外したのか
体制が崩れてしまう。
「やばっ!」
私はなんとか手すりに
捕まろうとするが掴めず
階段から落ちそうになった時、
がっ!
「あっ」
誰かに体を支えられて
私は振り向いた。
若い男がいた。
前髪が長くフサフサの髪で二十歳ぐらいの背の高い青年だった。
まっすぐこちらに目を見る彼に
一瞬目を奪われそうになった。
「大丈夫?・・・ですか?」
「あっ・・・大丈夫です
あ・・・ありがとうございます・・・」
なんか挨拶がぎこちない。
「そう・・・良かったです・・・」
青年はつぶやくと微笑む。
しばらく黙って一緒に会社から外に出ると
「あの、なんでここに?」
私は彼に問いただす。
彼は一瞬黙り込むが
「僕は・・・ここの会社員です
今年から入った新人で
残業が今終わったところで」
「そう・・・もう慣れた?」
「はい、最近は仕事仲間とは
色々慣れてきました」
「良かった
これからも頑張ってね
あっ・・・私
そろそろ帰んなきゃ・・・
さっきはありがとうございました!」
私はぺこりと頭を下げ
お礼をすると、走って帰った。
でも、さっきから妙に
懐かしい感じがした。
