確かな想いは。
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ツン、と、鉄臭い臭いがした。
…ここは、何処だ?
ぐちゃ、ぐちゃ…
何かを貪るような音が響く。
…あそこに居るのは、誰?
ぐちゅ、
何かを潰すような音も聞こえる。
…あそこに居るのは、誰?
じゅる、ジュルルルル、ジュ、
何かを吸うような音が耳に木霊する。
僕は、ゆっくりとソイツに近よる。
あそこに居るのは、誰?
下品な音を立てていたソイツに近づく。
ぐちょ…
ソイツは、ゆっくり、顔をこちらに向けた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…ッッ!!」
ガバッ
僕は、奇妙な夢から目を覚ました。
「はぁ、はっ…」
乱れた呼吸を整える。
服は汗でビショビショになり、
前髪はおでこにぴったりとくっついていた。
「ふっ、はぁ…」
大分呼吸が整ってきた事により、
自分の喉がカラカラに渇いていたことに気づく。
「…」
ゆらりと立ち上がり、洗面所へと向かった。
廊下を少し歩いて行くと、
綺麗に生けられた薔薇が目に写る。
「!」
ーー真っ赤な、真紅の薔薇。
その途端、先程見た夢を思い出す。
脳裏をかすめたのは、
真っ赤な…血。
「っ、…う」
言いようの無い吐き気がこみ上げて来て、口元をおさえる。
こみ上げて来るモノを吞み込み、必死に洗面所へと走った。
「…はあ、っ、うぇ」
トイレの便器に向かって嘔吐する。
「うぅ、はぁっ」
「っ、ふっ」
「は、おぇ、ぅ…」
吐いても吐いても、気持ち悪さは中々消えなかった。
…どのくらい経っただろうか。
長い事嘔吐を繰り返していた気がする。
正気に戻った途端、酸っぱい様な異臭が鼻をつき、思わず顔を歪めた。
「…」
ふと周りの惨状を見渡す。
床は、とび散った吐瀉物でも汚れていた。
確かな想いは。① 〜END〜
…ここは、何処だ?
ぐちゃ、ぐちゃ…
何かを貪るような音が響く。
…あそこに居るのは、誰?
ぐちゅ、
何かを潰すような音も聞こえる。
…あそこに居るのは、誰?
じゅる、ジュルルルル、ジュ、
何かを吸うような音が耳に木霊する。
僕は、ゆっくりとソイツに近よる。
あそこに居るのは、誰?
下品な音を立てていたソイツに近づく。
ぐちょ…
ソイツは、ゆっくり、顔をこちらに向けた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…ッッ!!」
ガバッ
僕は、奇妙な夢から目を覚ました。
「はぁ、はっ…」
乱れた呼吸を整える。
服は汗でビショビショになり、
前髪はおでこにぴったりとくっついていた。
「ふっ、はぁ…」
大分呼吸が整ってきた事により、
自分の喉がカラカラに渇いていたことに気づく。
「…」
ゆらりと立ち上がり、洗面所へと向かった。
廊下を少し歩いて行くと、
綺麗に生けられた薔薇が目に写る。
「!」
ーー真っ赤な、真紅の薔薇。
その途端、先程見た夢を思い出す。
脳裏をかすめたのは、
真っ赤な…血。
「っ、…う」
言いようの無い吐き気がこみ上げて来て、口元をおさえる。
こみ上げて来るモノを吞み込み、必死に洗面所へと走った。
「…はあ、っ、うぇ」
トイレの便器に向かって嘔吐する。
「うぅ、はぁっ」
「っ、ふっ」
「は、おぇ、ぅ…」
吐いても吐いても、気持ち悪さは中々消えなかった。
…どのくらい経っただろうか。
長い事嘔吐を繰り返していた気がする。
正気に戻った途端、酸っぱい様な異臭が鼻をつき、思わず顔を歪めた。
「…」
ふと周りの惨状を見渡す。
床は、とび散った吐瀉物でも汚れていた。
確かな想いは。① 〜END〜
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